本番前のHYROXシミュレーション — 60分・90分・フル版の組み方

毎回フルHYROXを行う必要はありません。目的は完走の再現ではなく、疲労した状態で走る感覚、種目間の切り替え、補給、ペース判断を確認することです。
- 1. 60分版:弱点を絞る
- 2. 90分版:前半と後半をつなぐ
- 3. フル版:本番確認は1回で十分
- 4. 記録する5項目
- 5. 本番順序を崩す場合は目的を明確にする
- 6. Sled重量の数字だけを重視しすぎない
- 7. フル版を行う判断基準
0160分版:弱点を絞る
1km Run+4種目を交互に行います。例はSkiErg、Sled Push、Burpee Broad Jump、Wall Balls。距離・反復は本番の50〜75%にし、フォームとRunの落ち幅を記録します。
0290分版:前半と後半をつなぐ
1km Run×6本と6種目を行い、SledとWall Ballsを両方入れます。器具移動があるジムでは、移動時間も止めずに計測するとRoxzoneの判断練習になります。
03フル版:本番確認は1回で十分
8km+8種目を本番距離で行うフル版は疲労が大きいため、初参加者なら大会3〜4週間前に1回が目安です。最大重量が安全に扱えない環境では、無理に公式負荷を再現しません。
04記録する5項目
- 各Runのラップ
- 各Workout時間
- 移動・給水時間
- Wall Balls等の分割回数
- 終了後のRPEと痛み
05本番順序を崩す場合は目的を明確にする
本番の順序は、SkiErg、Sled Push、Sled Pull、Burpee Broad Jumps、Row、Farmers Carry、Sandbag Lunges、Wall Ballsで、それぞれの前に1km Runが入ります。シミュレーションで4〜6種目へ短縮する場合も、苦手種目だけを並べるのか、本番の前半・後半を再現するのかを決めます。
たとえばSled後のランを確認したいならRun→Sled Push→Run→Sled Pullを残し、終盤の脚を確認したいならRun→Farmers Carry→Run→Lunges→Run→Wall Ballsとします。距離を減らしても、切り替えの時計は止めません。
06Sled重量の数字だけを重視しすぎない
Sledは本体を含む総重量が規定されていますが、床材、人工芝、器具、レーンの状態によって体感負荷が大きく変わります。練習施設で公式と同じ数字を載せても、本番と同じ抵抗になるとは限りません。重量、レーン長、床材、所要時間をセットで記録します。
動かないほど重くしてフォームを崩すより、一定距離を安全に往復し、押し方・引き方・ターンを練習します。施設のルールでロープを使えない場合は、勝手な代替設置をせず、コーチやスタッフへ確認してください。
07フル版を行う判断基準
フルシミュレーションは本番の距離・反復を経験できる一方、回復に数日を要します。大会3〜4週間前に1回という記事中の提案は一例であり、初回完走に必須ではありません。痛みがある、公式負荷を安全に扱えない、ランニング量が不足している場合は短縮版を選びます。
終了後はタイムだけでなく、各Runの落ち幅、種目の分割、給水、痛み、翌日までの疲労を記録します。記録によって大会までに修正する項目が見つからなければ、フル版を繰り返す必要はありません。
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HYROX公式 The Fitness Race:hyrox.com/the-fitness-race
HYROX公式 Rulebooks:hyrox.com/rulebook
※規定・日程・価格は変更される場合があります。最新情報は必ずHYROX公式発表と出場大会のTechnical Briefingをご確認ください。(情報確認日 2026.08.24)
