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HYROXペナルティコード早見表 — 01〜23の全コード、警告・時間加算・失格の違いと避け方

「No Repと時間ペナルティは何が違う?」「周回を飛ばしたら何分?」「チョークは使える?」——HYROXのペナルティは、公式ルールブック(Singles)の12章で01〜23のコードとして整理されています。この記事では、全コードを一覧にし、警告・時間加算・失格の違い、自動検知されるもの、そしてそれぞれの避け方をまとめます。事前に確認して、本番での防げるミスを減らしましょう。ペナルティの考え方の全体像は「知らないと損するHYROXのルール」を参照してください。
目次
- ペナルティの4分類:加算・無効レップ・失格・DNS/DNF
- 全23コード一覧
- 警告とNo Rep:ステーション1〜7とWall Ballsの違い
- 自動検知されるペナルティ:チップが見ている
- 失格(DQ)になる行為
- 意外と知らない4つ:チョーク・唾・急速冷却・外部支援
- 結果への反映と48時間の修正期間
- ペナルティを避ける当日の7つの習慣
01ペナルティの4分類:加算・無効レップ・失格・DNS/DNF
- 時間ペナルティ(加算):15秒・30秒・1分・2分・3分・5分・7分など。最終タイムに加算される(12.2)
- 無効レップ(No Rep):その1回が数えられない。Wall Ballsでは警告なしで即No Rep(12.2・8.8)。ステーション1〜7の動作基準違反は原則として各ステーションで1回の警告があり、2回目以降は「そのレップが無効+該当する時間ペナルティ」。ただし、警告なしで罰則が適用される違反もあります
- 失格(DQ):Race Directorのみが決定できる(12.4)。結果データなし、順位・表彰の対象外、レース続行不可
- DNS/DNF:DNS=スタートせず(例:チップ未装着、コード20)。DNF=完走せず(例:医療上の理由でRace Directorが止めた場合、12.3)。なお、第12.3には種目未完了でも記録なしで続行できるとの記載がありますが、第12.1.3とコード表では種目未完了をDQとしています。自己判断で続行せず、スタッフに確認してください。Race DirectorからDQを告げられた場合は続行できません
02全23コード一覧
CODES 01–08コース・順番・エルゴ・Wall Balls
01 ランの周回不足
不足した1周ごとに3分(1km=4周の設定)/5分(3周)/7分(2周)。1km=1周の設定ならDQ
02 ランまたはステーションの欠落
DQ
03 ステーションの順番違い
初回3分。2つ以上の順番違いはDQ(12.1.2)
04 IN/OUTアーチの誤使用
1回2分
05 ステーションへの誤った入退場
1回2分
06 SkiErgを早く離れる
DQ(1,000m未完了)
07 ローイングを早く離れる
DQ(1,000m未完了)
08 Wall Ballsを早く離れる
DQ(100回未完了)
CODES 09–15スレッド・バーピー・キャリー・ランジ
09 スレッドのレーン(本数)不足
DQ(ステーション未完了)
10 Burpee Broad Jumpの違反
1回15秒
11 Farmers Carryの周回不足
DQ(ステーション未完了)
12 ケトルベルの戻し方の誤り
30秒(Roxzoneを出る前に直せば免除)
13 Farmers Carry・Lungesで誤った重量
DQ(ステーションをやり直さない限り)
14 Lungesで後ろ膝が接地しない・立ち切らない
1回15秒
15 サンドバッグを肩から下ろす
1回15秒
CODES 16–23スタート・チョーク・行為
16 スタートトンネルの流れ(Waveスタート後に待機)
1分が科されることがある
17 チョークの誤使用
2分。チョークはSled PullとFarmers Carryのみ、大会が用意したもののみ。自分のチョークの使用や、ステーションからの持ち出しも2分
18 外部からの支援
1回2分
19 許可なく誤ったスタート時刻で出走
DQ
20 レース中にタイミングチップ未装着
DNS
21 唾を吐く・鼻をかむ(床に)
2分またはDQ(Race Directorの判断)
22 ポイ捨て・急速冷却
1回2分
23 スポーツマンシップに反する行為
2分またはDQ(Race Directorの判断)
コードと数値は2026/27シーズンのSinglesルールブック12章に基づきます。DoublesとRelayには別のルールブックがあり、固有のペナルティもあります。出場Divisionのルールブックを確認してください。
03警告とNo Rep:ステーション1〜7とWall Ballsの違い
対象
ステーション1〜7(12.2)
SkiErg、Sled Push、Sled Pull、Burpee Broad Jump、Rowing、Farmers Carry、Sandbag Lunges
ステーション8 Wall Balls(12.2・8.8)
Wall Balls
1回目の違反
ステーション1〜7(12.2)
警告
ステーション8 Wall Balls(12.2・8.8)
警告なし。そのレップはNo Rep
2回目以降
ステーション1〜7(12.2)
そのレップが無効+違反に応じた時間ペナルティ。以降の違反にも加算
ステーション8 Wall Balls(12.2・8.8)
毎回No Rep。回数に数えられない
考え方
ステーション1〜7(12.2)
警告は同じステーションで1回。違反の種類が変わっても、警告回数はリセットされない
ステーション8 Wall Balls(12.2・8.8)
100回の「有効な」レップが必要。No Repが出た分、回数が増える
コード表は罰則の早見表です。警告の有無は、第12.2と各種目の規定も合わせて確認します。Burpee Broad JumpやLungesの動作基準違反には警告の規定がありますが、サンドバッグを両肩で支えず、床などに置いて負荷を外す違反は1回につき15秒です。すべての違反が「警告→15秒→失格」と進むわけではありません。最初から基準どおりに動くことが大切です。各種目の基準は「8種目完全ガイド」で確認してください。
04自動検知されるペナルティ:チップが見ている
- タイミングチップは足首に装着し、レース中は常に着ける(11.1)。未装着はDNS(コード20)
- IN/OUTアーチの誤使用(04)とスレッドのレーン不足(09)は、チップの読み取りで自動的に検知される(12.2)。ジャッジが見ていなくても記録される
- スタート前にRoxzoneやランコースに入ると、チップが反応して誤ったタイムが記録されることがある(7章)
- ランの周回(01)は参加者が自分で数える。会場の画面は非公式(「HYROXでスポーツウォッチをどう使う?」)
05失格(DQ)になる行為
- ステーションを完了せずに離れる:SkiErg(06)、Rowing(07)、Wall Balls(08)、スレッドのレーン不足(09)、Farmers Carryの周回不足(11)。「あと少し」で離れると、ステーション全体が未完了
- ランまたはステーションの欠落(02)、2つ以上の順番違い(03・12.1.2)
- 誤った重量(13):Farmers CarryとLungesで自分のDivisionの重量を使わなかった場合。ステーションをやり直せば回避できる(8.6・8.7)
- 許可なく誤った時刻でスタート(19)
- 許可品目の受け渡し:使う・着ける・持つ品目は、スタートからゴールまで自分で。誰かに渡す・受け取ると外部支援となり、DQになりうる(10.1 注1)
- Race Directorの判断によるDQ:唾(21)、スポーツマンシップ違反(23)
06意外と知らない4つ:チョーク・唾・急速冷却・外部支援
- チョーク(17):使えるのはSled PullとFarmers Carryだけ。しかも大会が用意したものだけ。自分のチョークを使う、大会のチョークをステーションから持ち出す、どちらも2分。Wall Ballsでの粉チョーク使用も2分(8.8)
- 唾・鼻(21):床に唾を吐く、鼻をかむと2分またはDQ。会場の衛生上の規定。必要な場合はスタッフに相談し、床を汚さない方法で対応する
- 急速冷却・ポイ捨て(22):コード表では1回2分。使用済みカップやジェルの包装は指定のゴミ箱へ。急速冷却の具体的な範囲は同表に説明がないため、大会の案内やスタッフに確認する。体調不良時は競技を止め、救護を求める(「屋内会場でも脱水は起きる」)
- 外部支援(18):観客や同行者から飲み物・補給を受け取ると1回2分(10.5)。水はRoxzoneで提供される。応援の声は制限されていないが、物の受け渡しは不可(「レース週の食事タイムライン」)
07結果への反映と48時間の修正期間
- 時間ペナルティは最終タイムに加算される。結果は大会終了後すぐにresults.hyrox.comで公開
- ペナルティは大会終了後48時間まで追加・修正されることがある(4.3)。速報の順位は確定ではない(「HYROXの結果はいつ確定する?」)
- 自分の結果にペナルティがついているかは、公式リザルトで確認する(「結果表の見方」)
08ペナルティを避ける当日の7つの習慣
- チップを足首に:受付後に装着し、レース終了まで外さない
- アーチの向きを事前に確認:会場図と立ち入り可能な場所からRoxzoneのINとOUTを確認する
- 周回は自分で数える:指、声、目印などで数える。事前に1kmあたりの周回数を確認し、迷ったらスタッフに確認する
- 割り当てられた器具・レーンだけ使う:空いていても勝手に使わない(2分)
- 重量の色を確認してから持つ:Farmers CarryとLungesは、持つ前に自分のDivisionの重量か見る
- ステーションはジャッジの確認まで離れない:SkiErg・Rowingは規定距離を終えたら腕を上げ、完了の確認を受ける。Wall Ballsは100回の有効なレップを完了する
- チョークは置いてある場所で、置いてあるものだけ:持ち込まない、持ち出さない
あわせて読みたい:「知らないと損するHYROXのルール」、「ルールブック2026/27の変更点」、「Technical Briefingの読み方」
出典・参考
HYROX公式ルールブック(Singles)4.3 結果の修正、7章 チップ・周回、8.1〜8.8 各ステーションのペナルティ規定、10.1 許可品目(注1)、10.5 補給、12.1〜12.5 ペナルティ、ペナルティコード表01〜23:HYROX Rulebook Singles(PDF)
※コード表だけでなく各種目の規定も確認してください。種目未完了後の続行については第12.3とDQ規定に記述の違いがあるため、自己判断せず大会スタッフ・Race Directorに確認してください。
※規定・日程・価格は変更される場合があります。最新情報は必ずHYROX公式発表と出場大会のTechnical Briefingをご確認ください。ROXNOWはHYROX World GmbHおよび関連企業と資本・業務上の関係のない独立メディアです。(情報確認日 2026.10.27)
HYROX公式ルールブック(Singles)4.3 結果の修正、7章 チップ・周回、8.1〜8.8 各ステーションのペナルティ規定、10.1 許可品目(注1)、10.5 補給、12.1〜12.5 ペナルティ、ペナルティコード表01〜23:HYROX Rulebook Singles(PDF)
※コード表だけでなく各種目の規定も確認してください。種目未完了後の続行については第12.3とDQ規定に記述の違いがあるため、自己判断せず大会スタッフ・Race Directorに確認してください。
※規定・日程・価格は変更される場合があります。最新情報は必ずHYROX公式発表と出場大会のTechnical Briefingをご確認ください。ROXNOWはHYROX World GmbHおよび関連企業と資本・業務上の関係のない独立メディアです。(情報確認日 2026.10.27)
