会社・仲間で出るHYROX Relay/Doubles — チームで挑戦するための実務ガイド

「一人では不安だけど、仲間となら出てみたい」。HYROXには、4人でランと種目を分担するRelayと、2人で一緒に走り、種目を分担するDoublesがあります。この記事では、職場の仲間や友人と参加する人に向けて、メンバーの集め方、参加部門(ディビジョン)の選び方、申し込み、練習、当日の準備をまとめます。チケットに関する説明は、日本大会の公式案内に基づいています。
01RelayとDoubles、チーム参加ならどちらか
2つの形式では、ランと種目の分担方法が異なります。
- Relay(4人):1kmランと1種目を1ブロックとして、計8ブロックを4人で分担します。1人が担当するのはラン2本と種目2つです。交代は、指定された交代エリア(Transition Zone)でハイタッチして行います。1人が担当するランと種目の量を抑えられますが、担当する種目の距離・回数を減らせるわけではありません。
- Doubles(2人):2人とも1kmランを8本走り、すべてのランで一緒に進みます。種目のエリアにも2人で入り、2人がそろってから開始し、終えたら一緒に出ます。種目は各種目の交代ルールに従って分担し、一方が動いている間、もう一方は休みます。ランを相手に任せることはできないため、2人で走り続けられるペースを決めておきましょう。
4人で分担して挑戦したいならRelay、2人で最初から最後まで一緒に進みたいならDoublesが候補になります。人数だけでなく、走れる距離や担当したい種目も相談して選びましょう。詳細は「Relay攻略」「Doubles攻略」を参照してください。
02メンバー集めで最初に確認すること
- 日程の確保:大会によって開催日数や部門ごとの実施日が異なります。まず出場予定の部門の日程を確認し、移動や受付を含めて時間を確保しましょう。個別のスタート時刻が発表されたら、全員に共有します。
- 参加部門とメンバー構成:RelayのMixedは男性2人・女性2人、DoublesのMixedは男性1人・女性1人で組みます。使用重量にも違いがあり、Mixed Relayは男性が男子Open、女性が女子Openの重量を使います。一方、Mixed Doublesは2人とも男子Openの重量です。参加する部門の条件は「カテゴリーの違い」と公式ルールブックで確認しましょう。
- 練習で確かめたいこと:Relayでは、ラン2本と担当する2種目を組み合わせたときに、どのくらい疲れるかを確認しましょう。Doublesでは、種目の後も2人で同じペースで走れるかを確かめます。まずは距離や回数を短くして試し、体力に合わせて練習量を増やしてください。これは準備のための目安で、公式の参加条件ではありません。
- 費用の合意:購入画面でチーム全員分の料金を確認し、誰が支払い、どう精算するかを先に決めましょう。交通費や宿泊費も含めて相談する際は、「参加費の総額見積もり」も参考にしてください。
- 欠場への備え:メンバーが出られなくなった場合の連絡方法と、代わりの参加者を探せるかを話しておきましょう。Relayは4人、Doublesは2人がそろってスタートする必要があります。名義変更の条件は次章で確認してください。
03エントリー時の注意:名義・Flex・メンバー変更
申し込み前に相談しておきたいのが、メンバーが参加できなくなった場合の対応です。日本大会の公式案内では、Lite Flex・Flexのどちらも付けていないチケットは、返金や名義変更ができません。参加する全員で予定を確認し、必要なオプションを購入時に選びましょう。
- Lite Flex/Flexの要否:日本大会では、どちらかを付けたDoubles・Relayのチケットは、メンバーの名義変更が可能です。ただし、変更はチケット1枚につき1回まで。各メンバーがそれぞれ1回ずつ変更できる、という意味ではありません。変更期限や返金条件を確認し、チケットの名義変更履歴も共有しておきましょう。
- 参加者情報の準備:購入時に必要な情報と、購入後の参加者登録で必要な情報を、販売ページで確認しましょう。氏名や生年月日など、登録に必要な情報は事前に本人へ確認しておくと、手続きを進めやすくなります。
- 部門の変更:日本大会の公式案内では、登録後の部門変更はできません。メンバーの名義を変更しても、MixedからMenへ変更するなど、参加部門を変えることはできません。申し込み前に、参加する部門とメンバー構成を確認してください。
- チーム名:チーム名を設定できる場合は、メンバーで相談して決めましょう。会社名やロゴを使用する場合は、事前に社内の確認を取っておきます。
Lite Flex・Flexの変更期限や返金条件は、HYROX Japan公式FAQと、購入するチケットの規約で確認してください。
04合同練習で分担と交代の手順を確認する
各自でランや種目を練習しながら、一緒に集まれる日は、分担や交代の手順を確認しましょう。練習の回数を先に決めるより、全員が当日の動きを理解できているかを確かめることが大切です。
- Relay:担当する2ブロックを決め、ランの後に種目を行う流れを試します。交代は指定の交代エリアでハイタッチし、次の走者は交代の直前に入ります。同じ人が2ブロックを続けて担当する場合も、各種目の後に交代エリアを通る必要があります。
- Doubles:2人で走るペース、種目の分担、交代の合図を確認します。片方が疲れたときにどう分担を変えるかも相談しておきましょう。最初からレース全体を通す必要はなく、短いランと種目を組み合わせる方法でも確認できます。
- 共通:集まれる回数に合わせて、確認できていないことを優先します。大会直前は新しい練習を詰め込まず、分担や会場での動きをもう一度確認しておきましょう。
05当日の幹事チェックリスト
- スタートリストで自分たちの開始時刻を確認し、全員に共有します。集合時刻は、受付やウォームアップに間に合うように決めましょう。HYROX Japan公式FAQでは、スタートの少なくとも90分前までの来場を推奨しています。
- 全員がEチケットを用意しているか確認します。本人確認書類など、ほかに必要な持ち物は大会の案内に従って準備してください。
- Relayは次の走者の待機場所とウォームアップを始めるタイミングを、Doublesは交代の合図を再確認します。
- 観戦に来る同僚や家族には、観戦チケットの要否や無料入場の対象を大会の公式案内で確認してもらいましょう。選手本人が別の日に観戦する場合も、観戦チケットの扱いを確認してください。選手のリストバンドで入場できるのは、自分がレースに出る日だけです。
- 会場で連絡が取れない場合に備えて、レース後の集合場所を決めておきましょう。
- 写真やSNS投稿に会社名を出す場合は、社内の広報ルールを事前に確認してください。
当日の全体の流れは「大会当日の流れ」、観戦者側の注意は「HYROX観戦ガイド」を参照してください。
06チームで出ると得られるもの
Relayでは、自分が担当する2本のランと2種目が、練習の具体的な目標になります。Doublesでは、2人で走るペースや種目の分担を相談しながら準備できます。まずはメンバー全員が納得できる形式を選び、無理のない計画で大会を目指しましょう。
あわせて読みたい:「Relay攻略」、「Doubles攻略」、「Open・Pro・Doubles・Relayの違い」
HYROX公式ルールブック(2026/27・Relay):HYROX Rulebook Relay(PDF)
HYROX公式ルールブック(2026/27・Doubles):HYROX Rulebook Doubles(PDF)
HYROX Japan公式FAQ(到着時刻・観戦・Flex):HYROX Japan よくある質問
HYROX公式審判向け解説(Mixed RelayとMixed Doublesの重量):Judges Training
HYROX APAC(日本大会の部門変更):ディビジョン(部門)を変更できますか?
※本記事は、2026年9月17日に確認した公式資料に基づきます。競技ルールやチケットの条件は変更される場合があります。出場する大会の公式案内、購入時の規約、テクニカルブリーフィングを確認してください。
