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VO2max・乳酸閾値・ランニングエコノミー — HYROXのタイムに関わる3つの持久力指標と、それぞれの伸ばし方

執筆:ROXNOW編集部 更新日 2026.10.28
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VO2max・乳酸閾値・ランニングエコノミー — HYROXのタイムに関わる3つの持久力指標と、それぞれの伸ばし方のイメージ

「VO2maxが高ければHYROXは速い?」「乳酸閾値って何?」——時計やアプリが表示するこれらの指標は、HYROXのタイムとどう関係するのでしょうか。持久系競技のパフォーマンスは、一般にVO2max(最大酸素摂取量)、乳酸閾値(LT)、ランニングエコノミー(走りの効率)の3つで説明されます。HYROXでは、これに「筋持久力」が加わります。この記事では、3つの指標の意味、HYROXでどれが重要か、それぞれを伸ばす練習、そして時計の推定値との付き合い方を整理します。一般的な運動生理学の知見に基づく整理です。

目次
  1. 3つの指標の意味
  2. HYROXではどれが重要か
  3. VO2maxを伸ばす練習
  4. 乳酸閾値を上げる練習
  5. ランニングエコノミーを改善する練習
  6. HYROX特有の要素:筋持久力と「ステーション後の回復力」
  7. 時計の推定値との付き合い方
  8. 指標に振り回されないために

013つの指標の意味

INDICATORS持久力を説明する3つの指標
VO2max(最大酸素摂取量)
体が1分間に取り込んで使える酸素の最大量。「エンジンの排気量」にたとえられる。酸素を使う能力の上限を表す指標で、特定の運動時間やペースそのものではない
乳酸閾値(LT)/閾値ペース
運動強度を上げたときの血中乳酸の変化から求める指標。最初に上昇し始めるLT1と、より高い強度で増加が大きくなるLT2など、定義が複数ある。この記事の「閾値練習」は主にLT2付近を想定する。維持できる時間には個人差があり、必ず「1時間のペース」と一致するわけではない
ランニングエコノミー(走りの効率)
同じペースで走るのに必要な酸素の量。少ないほど効率がよい。「燃費」。フォーム、筋腱の働き、体格、靴など多くの要素が関わる

同じVO2maxでも、閾値が高い人は「高い強度を長く」維持でき、エコノミーがよい人は「同じ強度でより速く」走れます。この3つが組み合わさって、持久系のパフォーマンスに関わります。

02HYROXではどれが重要か

03VO2maxを伸ばす練習

以下はランに慣れた人向けの練習例です。初心者は楽なランを継続することから始め、速い練習は距離・本数を少なくしてください。各章のメニューを全部追加する必要はありません。

04乳酸閾値を上げる練習

05ランニングエコノミーを改善する練習

06HYROX特有の要素:筋持久力と「ステーション後の回復力」

07時計の推定値との付き合い方

08指標に振り回されないために

あわせて読みたい:「HYROXで使う体力の正体」、「心拍ゾーンで組むHYROX練習」、「12週間ランニングプラン」

出典・参考
Joyner・Coyle(2008):持久系競技のパフォーマンスに関わる要素
Faudeほか(2009):乳酸閾値の定義と評価方法
Brandtほか(2025):HYROX模擬レースの運動強度と生理指標(11人)
Størenほか(2008):筋力練習を加えたランナーの比較試験
※VO2max・乳酸閾値・ランニングエコノミーの説明と練習法は、一般的な運動生理学・持久系トレーニング理論の知見に基づくROXNOW編集部の整理であり、公式の指導内容ではありません。HYROXで3指標の重要度を一律に順位づける十分な根拠はなく、個人の課題に合わせて練習を選びます。
※本記事は一般的な情報提供であり、医学的助言ではありません。持病がある方、体調に不安がある方は医療機関に相談してください。
※規定・日程・価格は変更される場合があります。最新情報は必ずHYROX公式発表と出場大会のTechnical Briefingをご確認ください。ROXNOWはHYROX World GmbHおよび関連企業と資本・業務上の関係のない独立メディアです。(情報確認日 2026.10.27)
ROXNOW編集部

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